チェコ野球に強みを持つのが日本チェコ協会の特徴です。
その日本チェコ協会が送る、2024年のチェコ野球のプレイバックです。
いよいよ最終回です!
11月
プレミア12より観客が入る
11月6日にチェコ代表は中部国際空港に到着。宿泊先の名古屋市内のホテルへ専用バスでの移動。空港では大手運送会社の社員さんらが複数名おられ、バンテリンドームへ運ぶ荷物を専用バスとは別に搬送作業をされておりました。
7日、8日とバンテリンドームで練習が行わられ、侍ジャパンとの試合は9日と10日。
9日の第一戦の試合の先発マウンドは台湾戦と同じく、ダニエル・パディシャーク投手。パディシャーク投手のご両親は台湾戦も観戦しておりました。
対する侍ジャパンの先発は中日ドラゴンズの高橋宏斗投手。その高橋投手を初回からチェコ打線は攻めます。台湾戦でも好調だったショートのヴォイテフ・メンシーク選手がセンター前ヒットで出塁。続くウィリー・エスカラ選手の併殺打でチャンスが潰えたと思われましたが、読売ジャイアンツに育成入団したマレク・フルプ選手がレフトオーバーの二塁打で出塁。そして4番のマルティン・チェルヴェンカ選手がセンターにはじき返し、チェコが先制!
1回裏はパディシャーク投手が1死の後、連打を浴び、ピンチを迎えますが4番の牧5-4-3のダブルプレイに打ち取り、無失点でチェンジ。パディシャーク投手は最終的に4回を投げ、1失点(自責点ゼロ)と台湾戦に続き好投。試合はエラーが絡みチェコが1-7で敗戦(自責点は4)。
観客数は33,758であり、これは翌週のプレミア12のオーストラリア戦より多い人数でした。
翌日の第二戦はWBCの日本戦に先発したオンジェイ・サトリア投手が先発。2回2失点で降板し、ハディム監督がマインドに送ったのは18歳、お母様がチェコ生まれのチェコ人、マイケル・セナイ投手。
このセナイ投手は大好投。4回を無失点に抑えました。しかしその後のリリーフ陣が捕まり、試合は0-9で敗戦。
結局アジア遠征は0勝2敗1分けで終了。課題は打線と守備。与四球と失策が失点に繋がった事にハディム監督も注視していました。
翌日の11日は朝7時にホテルを出て、アローズ・オストラヴァの3選手は東海道新幹線ののぞみ号に乗車。新大阪で降りて目指すはアローズと提携している履正社国際医療スポーツ専門学校の箕面市のグラウンド。アローズと履正社国際医療スポーツ専門学校の提携の経緯と当日の模様はこちら